空調服は部屋着にできる?空調服の活用シーンと選び方

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建設現場で着用していることをよく見かけるようになった空調服。炎天下の中でも快適そうな空調服は、通勤やアウトドア、部屋着としても使えるのではないかと思い購入してみることにしました。ここでは実際に空調服を使ってみた感想と部屋着に置き換えることができたのかや、空調服の活用方法について紹介したいと思います。

空調服って何?

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空調と服が合わさった空調服は、その名前の通りファンがついた作業着です。ファンは外気を取り込んで服の中に空気を送り、気化熱の作用を利用して体を冷やしてくれます。

空調服は、定番の長袖ブルゾンやベストのほか、つなぎタイプやレインスーツなどさまざまなタイプが販売中。空調服を起動するには、ファン付きの作業服に加え、バッテリーとファンが必要です。ファンとバッテリーは同じメーカーを使うことが推奨されていますが、作業服のファン穴は直径100ミリに統一されているので、作業服だけを買い足すことも可能。

取り付けが可能かどうかは、メーカーなどで確認してください。空調服は熱中症対策として取り入れられており、汗がすぐに蒸発してくれることから暑い中で作業をする場合でも快適に過ごせます。建設工事現場のように、夏場でも長袖と長ズボンを着用しなければならない現場では必須のアイテムです。

毎年のように猛暑がやってくる日本では、ファッションシーンでも空調服の魅力に注目が集まっています。ファッションブランドとコラボするなど作業服に見えないおしゃれなアイテムが生まれており、日常生活でも取り入れやすくなりました。

購入したアイテム

作業着というイメージが強い空調服ですが、夏の自転車通勤やキャンプ、部屋着として機能するのか試してみました。購入したアイテムは、黒のベストタイプで、空調服と言わなければよくある撥水タイプのベストに見えます。

ファンを機能させるには、電源ケーブルをファンの差し込み口に刺し、電源ケーブルをバッテリーにつなげて完了です。バッテリーの電源をオンすれば、いつでも快適な空調服として機能します。バッテリーは手のひらサイズで小さく、着用の邪魔になることはありませんでした。

空調服を購入する時には、スターターキットなどを準備してから入手するのがおすすめで、ネット通販で簡単に手に入ります。

空調服が活躍したシーン

空調服は特に夏場に最適なアイテムですが、屋外で行う作業には必須のアイテムになりつつあります。夏の自転車通勤では、風がある時には汗を感じにくいものの、風がない時や直射日光を受けながら信号待ちをしているときはとても不快です。

自転車に乗っている時には空調服での涼しさは実感できませんでしたが、静止した時に涼しさを感じました。キャンプに行く時、虫刺されの予防から長袖の空調服を着用しましたが、炎天下での作業や調理は涼しくて快適に過ごせます。

注意が必要なのは、バーベキューや焚き火をする時。ポリエステル素材の空調服が多いのですが、火の粉が飛んできて服が一部溶けてしまったことがありました。キャンプで使うのなら綿製の空調服が最適です。空調服が外で使えるなら、家の中でも使ってエアコン代を節約できるのではと思い部屋着としても着用してみることにしました。

エアコンがついていない室温35度の部屋の中で使ってみましたが、起動させるとすぐに風がお腹周りに流れ、扇風機に体を当てているような感覚です。これは、扇風機の前にいながら作業ができない料理や掃除などでとても使えます。

逆に寝転がったりすると、背中に空調服が張り付き、涼しさを感じません。ファンからの風はエアコンのように涼しい風ではないため、リラックスタイムには空調服は向いていないと思いました。部屋着にすることはできますが、作業をする時に効果を発揮します。

空調服のお手入れ方法

空調服は綿、ポリエステルでできているものがほとんどのため、洗濯が可能です。汗をかきにくいですが、高温多湿の空間での使用により汚れてくるためお手入れしやすい素材を選びましょう。

洗濯する前には、ケーブルをバッテリーから外し、ファンのリング、本体を外します。ファンも使う場所によってはホコリなどで汚れてくるため、綿棒や布で拭いてお手入れしてください。バッテリーは、リチウムイオン電池が使われているため、500回程度を充電したら別の電池に交換しましょう。

夏場しか使わないため、バッテリーが劣化して電池がすぐ減ってしまうことがあります。同じメーカーのバッテリーやファンを使えば予備として活躍してくれるでしょう。

快適な空調服の選び方

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空調服は服と体の間に風を通して涼しくするという目的があり、余裕がある作りが多いです。通常の服と同じサイズを購入しても大きめなつくりですが、フィットするようなデザインを選ぶと涼しさを感じにくいこともあります。

大きめのサイズを選んでおいたほうが安心です。涼しさだけに特化するのであればベストが一番涼しいですが、冷却機能がついたインナーなどを使用するとより涼しさを感じやすくなります。綿製の素材は肌触りがよいのが特徴で、火にも強いです。

ただし汗をかいた時には速乾性がなく、洗濯をするとシワになりやすいというのが特徴。一方、ポリエステル素材は速乾性に優れていてシワになりにくいです。火に弱く、汚れがつきやすいというデメリットもあるので、目的に応じて使い分けましょう。

空調服を着ても涼しくならない時は、サイズがぴったりすぎるというケースやリュックなどを背負っている、首元にタオルを巻いているということが多いです。

空調服を着用している時には空気の流れの妨げにならないように工夫しましょう。また汗をかかないような気温の時には涼しさを感じません。空調服は、炎天下や汗をかくようなシチュエーションの時に効果を発揮します。より涼しさを感じたい人は、保冷剤や冷感インナーなどと一緒に使用しましょう。

空調服は、暑さの中での作業に最適

空調服は、部屋で行う作業にも効果を発揮しますが、リラックスウエアとしての部屋着にはなりません。寝転んだりして服が密着すると、風がうまく流れないためです。空調服は炎天下の作業では汗を気化させてくれるためとても涼しく感じます。

使用する目的や場所に応じて、最適な空調服を選びましょう。日常服として使えるアイテムも多く、気軽に試せますよ。